IMG.Link機能
- 伝送距離の目安
IMG.Linkスイッチャーは、最大128×128のIMG.Link信号を自在に切り替えることができます。
使用例を本ページ下部に「システム例3.4」として掲載しております。
1つの映像ソースを、離れた場所の複数のディスプレイに表示する場合、コンパクトな機器構成で済ませることができます。
また最長の伝送距離(210m)で複数回の分配を繰り返すことができます。
使用例を本ページ下部に「システム例2」として掲載しております。
既設ケーブルの良否判定に便利なLink lamp機能
既設のケーブルに送・受信器を接続してリンクランプが点灯すれば、「伝送可」と判断できます。ソース機器やディスプレイ機器を準備することなく、ケーブルの良否判断が行えます。
(リンク状態は、映像解像度には影響されません)
優れたノイズ耐性
ツイストペアケーブルと比較して、同軸ケーブルは外来ノイズ(静電気、ハムノイズ、業務用トランシーバなどによる電磁波)に強い特性を有しています。この特性と弊社独自の伝送技術の相乗効果により、優れたノイズ耐性を実現します。
パソコン系/ビデオ系の解像度に対応
パソコン系/ビデオ系のどちらの信号にも対応します。(日本初※)
※2013年2月1日弊社調査。映像用の75Ω同軸ケーブル1本で伝送する製品。
最長10kmの光伝送に対応
シングルモードファイバーで最長10kmの伝送が可能です。
使用例を本ページ下部に「システム例 3」として掲載しております。
デイジーチェーンで最長1050mまで延長可能
延長受信器または分配器をデイジーチェーン接続することにより、最長1050m(4段)の長距離延長に対応。
使用例を本ページ下部に「システム例1」として掲載しております。
※記載の伝送距離はL-7CHDを使用時の数値です。
音声エンベデッド・デエンベデッド機能
送信器に入力したアナログ音声を、受信器からHDMIデジタル音声として出力(エンベデッド)や、送信器に入力したHDMIデジタル音声を、受信器からアナログ音声として出力(デエンベデッド)が可能です。
※送信器にHDMIデジタル音声とアナログ音声を同時入力させた場合は、どちらかを選択して受信器に伝送します。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
RS-232C対応
全二重通信に対応し、ボーレートは9,600 bpsまたは38,400 bps、フロウ制御はノンフロウ(初期値)またはRTS/CTSハードフロウの選択が可能です。
※分配接続やデイジーチェーン接続した場合もRS-232C信号を伝送できますが、一部の制限事項が生じます。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
IMG.Link⇔各種映像変換 早見表
システム例 1
「離れた場所に、連続して表示装置が1台ずつ設置される環境」の構成例です。受信器の「IMG Linkの延長出力(アクティブスルー出力)」を活用し、デイジーチェーン接続した事例です。
システム例 2
「離れた場所に、分散して表示装置が1台ずつ設置される環境」の構成例です。分配器の「延長ケーブル上で分配できる特長」を活用した事例です。また分配後の1系統は、同軸ケーブルよりもさらに延長可能な光信号に変換し、より離れた場所への信号伝送にも対応可能です。
システム例 3
マルチ画面構成や画面の回転機能に対応できる「CRO-RS22A」の機能を活かした事例です。ディスプレイのマルチ画面機能に頼ることなく、「単画面表示」「マルチ画面表示」を瞬時に切り替えるようなダイナミックな映像表現が可能です。
システム例 4
ソース機器と表示装置がマトリックススイッチャーを介して接続し、それぞれが離れた場所に設置される環境での構成例です。スイッチャーの「IMG.Link信号上でスイッチングできる特長」を活用した事例です。